こんにちは、あんこです!
子供の「不思議な行動」を全て発達障害の傾向と言って片付けたくないのですが、
ごはんを食べている時などに衝動的に挙動不審な動きをすることがあり、
そんな様子を見ていると不安になってしまいます。
私なりに調べたところ、カギとなるのは「血糖値」じゃないかと思い、
そんな子供の血糖値を上手にコントロールすべく試行錯誤しています。
効果が見られた食べ方、また食品があったのでご紹介します。
突然、顔を動かしたり、あちこちみて笑ったりする
まず、冒頭で書いた「衝動的な、挙動不審な動き」ですが、こんな感じです。
・顔を左右に振る
・誰もいない方をみて笑う
・食べるのをやめ固まる
立ち上がるわけではなく、座って食べている途中にみられる行動です。また、毎食見られるわけではなく、いつ起こるかはわからないのですが、なんとなく見ていると、急に食べた時などにみられる気がします。
そしてどの動きも、名前を呼んだり、「どうしたの?」と声をかけたり、身体をポンポンと叩いてあげれば収まるのですが、突然スイッチが入ったかのように、心ここにあらずと言った感じでおこるので、一緒に食事をしていると驚いてしまいます。
「血糖値」を急にあげない事が重要
私なりに息子を観察し、そして夫にも意見を聞き、色々とリサーチした結果、「血糖値」というキーワードが浮かんできました。
実は夫が血糖値があがるとすぐに眠いという人で、在宅で仕事をしている時はあえて野菜など、血糖値を急激にあげない食材を最初に食べる等して血糖値をコントロールするようにしています。
血糖値を急激に上げない・・・「低GI」に注目して、息子にも同じように低GI食品から与えるようにしてみました。
低GIってなに?? GIとはグリセミックインデックスという言葉の略称で、食品に含まれる糖質の吸収度合い、ようするに食後血糖値の上昇度を示すものです。GIが低いほど、血糖値の急上昇を防げます。
息子は偏食傾向があったので、低GI食品で息子が好きな乳製品を最初に口にさせるようにしました。
わかりやすいので朝ごはんの話をすると、食べる順番はこんな感じです。
1.起きたら麦茶かお水で水分補給
2.ヨーグルト(きなこ入り)を1カップ
3.バナナを1本
4.白米またはパン(低GIである米粉パンかライ麦パンがあればそれを)
5.その他食べたいものがあれば
毎日この順番で食べさせています。
この食べ方を徹底するようになった所、良い変化が見えてきました。

血糖値コントロールで改善した幼稚園での行動!
まず、食事中の衝動的な動きが減りました。
この食べ方を徹底してからもう3か月はたつでしょうか、
衝動的な、挙動不審な動きは朝ごはんでは見られません。
そして大きな変化として、幼稚園での行動が落ち着いてきました。
これは単なる成長もあるかもしれませんが、この間担任の先生とお話した所、
「落ち着いて作業にとりくめている。集団行動も自ら参加できている」とのことでした。
昨年(年少)の懸念点 と 今(年中)の様子 |
朝の支度ができない。幼稚園で着替えたり、靴の履き替えができない。 他者に興味があり、自分のすべきことに向かえない。 →補佐の先生のお手伝いなしに、1人で支度を整えることが可能になった。 |
座ってお話がきけない。立ち上がってうろうろ歩く →椅子に座って身体を揺らすことはあるが、動き回らず話を聞けている |
集中して作業にとりくめない。様々な事に興味が移り、落ち着かない →自ら選んだ作業には集中して取り組める。他の事をする場合でも片づけをしてから取り組める |
集団行動ができない。先生の声かけで動けない。 (指示が聞けないので、補佐の先生が息子にだけもう1度声かけをしていた) →1回の指示で動ける。わからなくても周りをみて同じように動くことができる |
お友達との関わり方が近い →いきなり物をとったりする事がなくなり、ちゃんと言葉で貸し借りができるようになった。 |
これだけを見て「血糖値コントロールのおかげだ!」とは言えませんが、しっかり栄養をとり、血糖値をコントロールした事で精神面に落ち着きが出てきたことは実感としてありました。もちろん、幼稚園生活に慣れ、また単純に月齢が伸びたことで成長したことも大きいと思いますが、この半年くらいの劇的な変化にはやはり食育の成果があったかなと思います。
![]() | 価格:1,222円 |

おやつはしっかり食べよう
息子はおやつを食べたがることがあまりないので、積極的にあげていませんでしたが、その「衝動的な動き」を考えた時に、急にたくさんお夕飯を食べる=急激に血糖値があがると、その衝動的な動きがでるような気がするようになってきました。なので午後に1回、少量のおやつをあげるように最近しています。おかげで夕食を目の前にした時のがつがつ感が減り変化がでてきました。
おなかをすかせすぎてはいけない。私が学んだ教訓です。
夕食は毎日メニューが違うので、ほぼ同じメニューを食べる朝ごはんの様にコントロールする事が難しいのですが、そんな時は少しで良いので牛乳を飲ませてから食事をするようにしています。牛乳でおなかが膨れるので、食べる量が少ない子だと影響があるかもしれませんが、我が子はたくさん食べる子なので、牛乳でおなかが少し膨れた位がちょうどいいです。(そして最近ですが、小魚とナッツを食べてくれるようになりました。なので、低GI食品であるナッツを先におなかにいれたりの工夫もしています。)
低GIである牛乳を少し飲み、その後できればお豆腐を数口・・・。それから白米やメインのお肉やお魚に移ってほしいのですが、おなかが空いているといきなり唐揚げに飛びついたりするので難しいところですが、頑張っています。夜もちゃんと血糖値コントロールをしてあげる事で規則正しい就寝時間を守ることができますし、夕食後に公文や知育教材をやりたい時などは集中力コントロールに役に立ちます。
血糖値コントロール、まだまだ続けてみます。
血糖値だけでなく、バランスの取れた食事と規則正しい生活と・・・って幼児を健康に、問題なく育てるって大変なことだと痛感しています。子供の自我もでてきて、食べたいもの、食べたくないもののリクエストもあるしね。でも、今が頑張り時と思って、血糖値コントロールはまだしばらく続けるつもりだし、そのほかも発見があればシェアしていきたいと思います。

コメント