発達障害なの???グレーなの??

発達の凸凹

結論から言いましょう。

息子は診断の結果・・・どちらでもありませんでした。

なんで診断を受けたの?

年少で入園した幼稚園でしたが、入って何か月たっても集団に馴染めず、トラブルも起こしたりして、全く馴染むことができずに過ごしていました。

登園拒否はなく、幼稚園に行きたい!と毎日楽しく通っていたけれど、幼稚園でやっている事は勝手に過ごしているという感じ。座ってお話も聞けないし、ダメと言われても何度もやってしまう。そしてそれを楽しんでいるような様子すらみられたと。幼稚園は色々策を練って息子に向き合ってくれましたが、これは問題であると判断し、専門家の手を借りようという事になりました。

まず、自治体の発育相談に電話をして発達・発育の診断をお願いしました。3歳後半のことです。最初に電話口でいくつか質問をされたあと、意外とすんなりとスケジュールを組んでもらえ、お願いしてから数週間後に1回目の検診があり、その後数回通って検診を受け、2か月くらいで診断がでました。

ちょっと興奮しやすかったり、つまらないと思うと座ってお話が聞けなかったり等していたし、家でも言葉の遅さ、行動面の幼さが見られたので検診→診断を受けたのは良かったと思っています。私も専門家の方とお話をする機会に恵まれ、検診中でも学ぶことがたくさんありました。

そして、ドキドキで迎えた診断の日。そして結果ですが、・・・診断はなしでした。

「一昔前だったら、こういう子クラスにいるよねーー」っという感じとのこと。でも、まぁ、「幼い」「成長のんびり」「海外生活から日本に帰国したことによる環境変化の大きさ」「多言語環境で育ったことによる言語の遅れ」等、気になるポイントはたくさんあり、診断はでなかったもののしっかりとお話はありました。また、悲しい話ですが、新型コロナウイルスの流行による影響で集団生活を送る時間が短かったことから、集団生活とは・・・を実体験で感じる事ができてなかった。集団生活でとるべき行動を全く理解できていないと。子供自身が気づいて学ぶ機会が少なすぎる事等言われました。

診断はでなかったけれど、なんの問題も抱えていない子というわけではありませんでした。

ってことは発達グレーなの??

診断はでなかったけど、これが発達グレーと呼ばれるものなのかと思いましたが、IQ値でみるとギリギリグレーゾーンに入らない。しかし、数値的には発達グレーに限りなく近いとのこと。やはりグレーゾーンの子と同じようなサポート(支援)をする事で生活が楽になるのではないかと。受けれる支援は受けた方が良いと思い、自治体が開催する3か月間のグループセッションに参加することになりました。週一回、子供と親が専門家の手を借りて「子供がもう少し生活しやすいようにするためには」を考え学ぶグループです。(このサイトでは「発達凸凹さん教室」と呼びます)

これは療育ではなく、期間限定で終わってしまうもの。毎回トピックが決められており、様々な専門家さんのお話を聞いたりして子供の症状や今後の向き合い方について学びます。学び、日々の生活に役立てて下さいというもの。でも、必要があればその後も電話等で相談に乗ってもらえるし、保育園や幼稚園などからの質問や相談にも対応するとのことでした。

さー、これからどうしよう!?

とりあえずこのお教室に通い、様子を見たいと思います。

「発達障害の子も成長するんです」という専門家の方の言葉が私にはクッとささりました。

息子もしっかり言葉が増えてきたし、行動面での成長もみれます。

この3か月のお教室でどんな変化を見せてくれるか。

そして私もたくさんを学べるようにと頑張る気持ちでいっぱいです。

コメント