こんにちは!
神奈川県や埼玉県の私立小学校ではもうお試験がはじまり、合格発表も続いているようですね。合格を頂いた方は都内の私立に向けて自信がついたでしょうし、練習校のつもりが不合格だったら次への自信がなくなってしまっているでしょう。
でも大丈夫!自信持っていきましょう!
ここまで精一杯頑張ってきたんだから!
夏が終わったらもう怒らない
夏休みまでが追い込む時期。9月から本番までは子供がいかに自信をもって本番に挑めるかがカギになるからもう怒るのをやめて、子供の「できる」を見て行きましょう
とお教室の校長先生が神様のようなことをおっしゃいました。

はいわかりました!そうします!
と言いたいところですが、まだまだでてくる課題。そして今までできていたのにできなくなるスランプ。本番までカウントダウンにはいったのにふざけている息子。
怒らないなんて無理です。
そんな事言ってるのは我が家だけなんじゃないかと思ったりもしましたが、「赤で〇と言ってるのに、青で△つけた」って怒ってるママや「いやだいやだ。もう受験なんてしない」と言い始めて勉強にならないと言ってるママ等々、どんな家庭もスムーズには進んでいません。
だから大丈夫。
みんな悩みながら本番までのカウントダウンをしてるんです。
でも、「もう怒らないで。自信をつけてあげて」って言葉が頭の片隅にあるだけで違います。
怒りで狂いそうになっても、「深呼吸しよう」って自分に言い聞かせられるから。
怒ってしまうけど、怒りレベルを少し調整してあげれるから。
うちは壁に「おやくそく」のポスターを張りました。
①おはなしを「聞きましょう」。そして「考えましょう」
②かっこよくお座りをしましょう。ぴしっとね。
③数を数えましょう。順番を確認しましょう。
④「できる」って魔法をかけて。できるから大丈夫
って画用紙に書いて貼りました。お父さんとお母さんの似顔絵を描いてかわいくして。
息子は嬉しそうに、何度もながめては「かっこよくお座りしてる?」なんて聞いてきました。
お約束が守れたら派手に褒める。毎日の積み重ねです。
そして効果絶大の2アイテムも用意。
・できたらシール!全部コンプリートしたらおもちゃ
・ちゃんとできた問題には特大のハナマル!
ピンクのマーカーで大きなハナマルをつけると喜ぶ事!これはびっくりでしたが効果絶大。そして頑張ったシールを毎日1枚。数を数えてはどんなご褒美を買ってもらうか楽しそうに考えていました。
「頑張れなかったらシールはなしよ」なんて言っていましたが、実際には毎日あげていました。全く頑張れなかった日なんてないんだから。そこは多めにみて。

出来てる事をおおげさに褒める。
怒ってしまう事は度々。そしてそんな私が夫に怒られることもありました。
小学校受験どころか、子供の人間を否定している・・なんて言われたことも。
自己肯定感を下げてしまうくらいひどい怒り方をしてしまって反省したこともあります。
それでも、子供には「できていること」をしっかりと褒めるように努めました。
毎日プリントが終わったら振り返るように見せて、「今日はハナマルがたくさんだね」って。
ハナマルが少なくても、「この間できなかったの覚えてる?今日はできるようになったよ」って。
小さな事でもいいから見つけて、必ず最後を褒めて終わるようにしました。
他の人の力も借りましょう。すごく自信つきます。
息子は2人の先生とこの受験を準備しました。
一人の先生はとにかくペーパーに厳しいM先生、もう一人は小学校受験に長けた経験豊かで子供を褒めながら伸ばしてくださるY先生。
M先生には一般的なペーパー対策をして頂き、Y先生には志望校特化の授業をして頂きました。
そのM先生、とにかくしっかり見て下さるけれど、とっても厳しくて息子は苦手でした。途中「M先生の授業はイヤなの」なんて言った時期もあったほど。私も授業見学をさせて頂いたりして、どうにか子供がM先生の授業に前向きになれるようにと考えてきました。M先生、たしかに子供から見ると怖くて厳しい先生なんだと思います。難しい問題も多くて楽しくない授業。でも、親から見ると愛情たっぷり故の厳しさ。私は先生が息子の事を思って授業してくださっているのがわかったので先生を変えずに最後までお願いしました。
毎回フィードバックの度に「これができなかった。ここがやる気なかった」と私に悪い点を教えて下さることは確かに多かった。息子も隣で聞いているのでつらかったんだと思います。でも最後の授業の最後、M先生に褒めて頂きました。先生もわかっているんでしょう。褒めて、笑顔で、試験に送り出してくださいました。これは大きかった。あのM先生が僕を褒めてくれたと息子には大きな自信になりました。最初から褒めて伸ばしてくださったY先生も、最後の授業で「見違えるほど成長した。最初の時は無理かと思った。よく頑張った」ってポイントではなく、息子を丸ごと褒めてくださったんです。その授業の帰りの息子の顔つきったら。「僕、おりこうさんなんだね」って。一緒に走ってくださった先生がこうして送り出してくださった事で大きな自信になりました。
お教室の先生だけでなく、おじいちゃんおばあちゃんやお父さんに褒めてもらうのも効果ありです。あと、「○○さんがね、こんなこと言ってたよ」って伝えるのも。
「僕はできるんだ」って自分で言うようになったらもう大丈夫。自信つけて行きましょう。
最後は魔法をかけちゃおう!
本番直前まで、うちの息子はいつまでも縄跳びができなくて諦めていました。
縄跳びができるようになりますようにって神様に祈った方が良いか、
縄跳びが試験にでませんようにって神様に祈った方が良いか。。。なんて笑ったほど。
でもなんと、本番2週間前に飛べるようになったんです。こりゃびっくり!
毎日こつこつ練習していたらできるようになりました!
この縄跳びはすごい例の1つですが、色々できない事を克服しながらの受験準備だったので、その度に
ぼくはできる
って魔法をかけようって話していました。「ぼくはできる」って思いながらやりなさいって。
オリンピックの選手とかも試合前に自分に言い聞かせるって言いますよね。それと同じ効果を期待して息子も息子自身に、私も息子に「魔法をかけよう」って言いながら取り組んでいました。
これ、すごく効果ありでした。
最後は楽しく、しっかり自身をもって
後は親の気持ちです。「この子はできる」って思いこみましょう。
そして笑顔で、親が自信をもって子供を送り出しましょう。
お世話になったお教室の先生がおっしゃっていました。
「課題がたくさんあるって言うのはね、それだけ成長した事が見えてるって事だ」って。
できない事が気になって目に付くけど、その裏にはしっかりとできるようになってる事がたくさんあるんです。最初はなにもかもができなかったはず。だから気持ちを前向きに、明るく、子供が自信をつけれるように最後は整えていきましょう。

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