こんにちは!
のんびり、おっとり、マイペースな息子がこの小学校受験に向けて取り組んできたお勉強の事。
受験準備のお教室に通っても、まわりに話を聞いても、模試を受けても、「どれだけやれば受かるの?」って不安はつきものですよね。
発達のんびり、早生まれの息子はこんな感じで頑張ってきました。ご参考になれば。
幼稚園選び
漠然とですが、「小学校受験したくなるかも」と思っていたので、受験率が高そうな所、お行儀よくしつけてくれるところ、受験のサポートをしてくれるところ・・・を選びました。受験になれた幼稚園であれば先生方や他の保護者からの理解も得られやすいだろうし、肩身の狭い思いをしなくて良いかなと。でも、あえて受験しか意識していない幼稚園は避けました。やっぱり受験しないと決めた時に浮いてしまうかな・・とか、誰がどこに受かった、落ちたと騒ぐのがストレスになるかなと思ったので。今の園は丁寧に保育してくれるし、男の子もみんな落ち着いた雰囲気の子が多い所。受験を一切しない家もいるし、受験も応援してくれるのでバランスの良い園に出会えたと思っています。
幼稚園は小学校受験に寛容な所を選ぶ。
小学校受験を目的としている幼稚園に入園の場合はメリット・デメリットを考える
年少~年中2学期終わりまで
対策は一切していませんでした。
でも、「受験の時に通ってもいいかな?」と思うお教室が知育の夏期講習をやっていたので、年中の夏に受けさせて様子見をしました。IQやDQを伸ばすのに良さそうとおもった事、また遊びながら知育をする事で受験のペーパー対策へすんなり移行できると思ったからです。そして夏期講習の後、息子が「また行きたいなー」と言ったので年中冬の講習を経て、知育のため3学期から通わせることにしました。
また、受験対策として始めたわけではありませんが、結果とても役に立ったのは「公文」。年少の3学期から公文を始めたことで、毎日机に向かうという習慣が作れました。(これは大きい!)問題を解くという作業に慣れる事ができたし、運筆のずんずんはえんぴつの練習になりました。小学校受験の問題の意外と大きなウェイトをしめる数の理解も公文のおかげで基礎が築けました。教室に通う事で母子分離の練習にもなって良かったと思います。
受験用の教室探し開始。口コミだけでなく、体験する事をお勧め。
家庭学習は始めなくても良いが、毎日机に向かう習慣づけは始めると後で楽

年中の3学期
受験対策のお教室にはまだ入っていませんでした。
この頃から受験用のペーパー対策を家でするようになりました。
こぐま会のワークブックを買ったのが最初です。
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視覚優位で目から得る情報を吸収するのが得意な息子なので、一冊目は記憶系のてんずけいでした。とりあえずコピーを取って毎日2枚くらいから始めました。ワークブックを買った週はそんな感じ。息子が楽しいと喜んだので、翌週には別のワークブックを買い足し1日3枚くらいお勉強に。年長の5月まで公文を続けていたので年中3学期の毎日の勉強量としては、
毎日:公文10枚(国語5枚、算数5枚)プラス こぐま会2~3枚。 (所要時間45分くらい)
そして昔話やみんなが知っているお話(有名なもの。例:ぐりとぐら等)を毎晩読んでいました。受験用のお教室にはまだ通ってなかったけど、ゆっくりですがスタートしたのがこの時期でした。ちょっと普通よりも遅いかな。でも公文のおかげで毎日お勉強する癖はついていたので、滑り出しは順調だったと思います。
毎日机に向かってお勉強する習慣をつける
枚数にはこだわらず、「楽しい・できる」を続ける事。
年長の1学期の前半(4月・5月)
4月、ついに受験スクールに入りました。年中3学期に始めた知育の教室に加え、週1回、2時間の受験準備クラス。まだこの時期は受けたいなーと思う学校はあっても決めきれていなかったので、とりあえず息子がどんなか、受験できそうかを判断したいという思いも含め学校別ではなく、一般的な私立受験クラスに入りました。
家庭の勉強としては1日8枚。こぐま会を中心に教材を買い足し、お教室でやった事に似た事を家でもやるようにしました。朝少し、夕方少し・・・。まだまだペーパーで鍛えるというよりも、具体物でお勉強する方が良いと思ったのでYoutubeで動画を見たり、家で実験したり、お散歩しながら虫や植物、季節の話をする・・なんて事もしていました。まだまだ気分的にはのほほん。ペーパーをやらない日があっても、「ま、そんな日があっても」とのんびりしていました。
あ、5月に公文をやめました。毎日10枚の公文が負担になってきたため。また公文のレベルが上がったことで本人が難しいと思うようになりました。計算問題ができると受験にはプラスだと思うけれど、漢字は絶対にいらないし・・・というわけで、早期教育的な公文よりも、IQ アップによさそうな知育的なお勉強を中心に毎日取り組んでいました。
1日8枚~10枚できたら◎
具体物を使って実験、実物を見て学ぶ、季節行事は大切に
年長1学期の後半(6月・7月)
6月になるとなんか本番が近づいてきたという感じがして気持ちもぴしっとしてきました。まわりも受験の話がでるように。このあたりでお教室を集団から個別クラスに変更しました。もう志望校をしっかりと決めていたのと、併願合わせても2~3校しか受けないと決めたため。また試験のスタイルが似た学校のみにしたので、無駄がでないように個別でしっかりと対策して頂くようにしました。
家では毎日25枚が目標に。こぐま会、理英会、ハイレべ等々、各社まぜて使っていました。同じシーソーの問題でも、各社少し違いがあります。こぐま会ばかりやっていると、他社の問題が解けなかったりすることも。いろんなパターンに慣れるためにも色々使いました。また口コミって大事です。「あれ、よかったよ」は本当に大切です。色々周りに聞いて、情報集めを頑張るのも大切でした。
朝と夕方にわけて毎日20枚~25枚目標に
色んな問題に触れることができるよう工夫すること

年長の夏休み
ここが山場です。夏休みの頑張りが全てを制する!
女子校を目指して頑張っていたママ友から、「夏休みはぺーパー30枚はマスト」と聞いたので、うちのお教室の先生は「15枚くらいでいいよ」と言っていましたが30枚目標に頑張りました。
朝ごはんを食べ終わった後、9時くらいから15枚~20枚
夕食前、4時くらいから10枚~15枚
日中は運動系を意識して。自転車置き場で縄跳び、ボール付き、ケンケン、片足立ちの練習。公園では平均台とかうんていとかを。またお友達と遊ぶ時間も多めにとるようにして集団生活を忘れないように意識しました。
↓ うちの子は平均台が苦手だったので買いました。大人も使えて楽しくて良かったです。
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毎日30枚を目標に。8月末までは難問にもどんどんチャレンジする
外遊びついでに運動面も強化する
直前の9月10月
このころ気をつけないといけないのは子供への声かけ。
怒らない!!!褒める!!!自信をつけましょう!
難しいんだけどね、もう本番も間近で、願書だなんだと親が忙しくなる季節です。子供の勉強を見るだけではなく、自分も毎晩頑張らないといけないというかなりストレスたっぷりで大変な時期。子供にあたりたくもなるけれど、ここは堪えて。
できる!をたくさん見つけてあげてください。
我が家はこのあたりから勉強の難易度を下げました。どんどん上を目指すよりも、「できる」を固めたかったから。子供は難易度が下がったことなんてわからないので、「なんかできるようになった」と言ってました。それそれ。その言葉がでたらこっちのものです。ただ、スランプが来るのもこの時期。昨日まですいすい答えていた簡単な問題に突然つまったりします。その時お母さんが起こらないでいられるかがカギです。
お勉強の枚数的には毎日20枚くらい。
実験を増やして、できない所を確実に減らしていくようにしました。
また面接の受け答えの練習もしっかりしなくてはいけない時期なのでペーパーはそんなものです。
難問よりも「できる」を確実に定着させる。
過去問にしっかり目を通して何度もやってみる。
毎日の枚数は15枚~20枚くらい
お役に立てたかな?
うちの子は早生まれ、帰国ボーイです。ハンデがありすぎます。
年中時は日本語も怪しく、問題の意味を理解するのにも時間がかかりました。いろんな文章で問いかけることで経験を積ませる事を意識しながら毎日取り組みました。「あといくつ?」は理解できても「もういくつ?」はわからなかったり。地道な作業ですが、これが良かったと思っています。
できるだけ楽しく。
お母さんに熱が入りすぎて子供にプレッシャーをかけてしまいますが、冷静になって、時にお父さんに代わってもらう等役割分担しながら進めると良いと思います。

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