こんにちは!あんこです。
先日、以前お世話になった自治体の発育相談の担当者さんとお話する機会があって最近の息子の様子についてお話していた時に気になった言葉がありました。
「発育に偏りがある子」 というワード。
会話の中で「うちの子○○なんですー」っていうと、「あー発育に偏りがあるとねー」と返答が返ってくる。あと「発育に凸凹がある」という表現。何を話してもそればかりで私は気持ちが滅入ってしまいました。うちはグレーでもない判断だったし、あれから言語面も精神面も大きく成長して、幼稚園では他の子となにも変わらないと言われるまでになったのに、その担当者さんと話すといつまでも「発育に偏りがある子」なんだな。。。と。私と同じように、そんな風に言われてしまうと気持ちが落ちてしまう方も多いかと思いますが、できるだけ前向きな記事を書いていきたいと思います。
はい。それも踏まえて今回は、お母さんが感じる「あれ??」について。
経験ある方、多いんじゃないかな?
なんか違う・・・と思ったら。
最初から大きな声で言いたい事は、「なんか違う」は「発達障害」とイコールではありません。
「あれ?」「なんか違う」「なんか遅れてる?」「うちの子だけ?」等々、色々思い不安になると思いますが、1人でネット検索をして、「発達障害チェックリスト」とかと睨めっこして「発達障害だ。うちの子は普通じゃないんだ」と落ち込まない事。それだけは大きな声で言えます。違います。
今はたくさんのサポートがあるので、「なんか違う?」「あれあれ?」と思うことがあったら、気楽に相談すると良いと思います。それも一か所ではなく、お母さんが納得するまであちこちに。
主な相談先は・・・
・かかりつけの小児科
・自治体の子育て相談
・学校の先生
個人的な意見ですが、夫や実家の親に相談しても「気にしすぎ」「そんな風に思ってかわいそう」等言われ、自分が追い込まれることになったりします。だからあえて第三者に、客観的な意見をくれる人に相談するべきです。お医者さん、自治体、学校はその道のプロです。「大丈夫よ~」なんて明るく流しながら、でも適切な支援機関を教えてくれたりします。ぜひ、1人で抱え込まないでぽろっと話してみてください。

うちの場合。2歳くらいは「あれ?」の連続でした。
ミルク飲んで、泣いて、寝て・・・を繰り返していた赤ちゃん期が終わり、歩いて、走って、遊んで・・・と自己がどんどんでてくる子供期への移行の最初、2歳くらいになると他の子との発達の違いが大きく見えてくると思います。もうペラペラおしゃべりしている子に会ったり、上手にお絵描きしている子がいたり、文字が読めるようになっていたり・・・。
うちの場合、3歳までまともにおしゃべりできなかったので、2歳の1年は「子供同士で遊ばせたいけど、うちの子だけ変だって思われないかな」なんて私が思っって躊躇することもある時期でした。
1・おしゃべりができない。私の指示が聞けない。
ちょっとした遊びを見ていても、「あれ、うちの子だけできない」なんて事が多かった。お友達と会話ができないので、同年齢の子が話しかけてきても息子は無視・・みたいな。言葉の理解ができていなかったので、私の指示も何度も言わなくては通じませんでした。実際に近くに行って、話しかけながらジェスチャーでも伝えるみたいな感じ。
2・じっと座っていることができなかった
ストーリータイム(絵本の音読会)に参加してもじっとしていられなかった。1つの事に集中して取り組むことができなかった。どんどん次へ次へと興味がうつる。「He is so busy(忙しい子。落ち着きのない子)」とよく言われていました。
この頃の私はただただ不安でした。そして2歳検診の時、小児科の先生に相談したんです。

2歳になりました。言葉が10個もでていません。大丈夫でしょうか?
先生は明るく、「わかった。大丈夫だけど、Helpをもらおう。できることはした方が良い」と言ってくれ、療育のような「Early Intervention Program」(3歳前の子がお世話になれる療育のようなプログラム)にお世話になることになったのです。
(アメリカの療育の話はまた今度。なかなか経験している人がいないのよね)
気づくなら早い方が良い。助けをもらうのも早い方が良い。
小さな事でもいい、思い過ごしならそれでいい。
一人で抱え込まないで、勝手な判断をくださないで、悔しい気持ちを感じるのもわかるけど、世間体が気になるのもわかるけど、思い切って相談してみる事をお勧めします。
療育やそれに準ずる支援を受けてる子って実は多いんです。みんなが口にしないだけ。
「あれ?」
「なんか違くない?」
と思ったら、ぜひ一歩前にでて行動してみてください。
早ければ早いほど効果が見られるし、子供自身も、お母さんの気持ちも楽になりますよ。

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